国や地域

ラダイクト王国

(分断していた時期も含めれば)1000年以上の歴史を誇る大国家。
かつて天使と悪魔に攻め込まれ聖国と魔国に分断されたが、三界戦争に勝利して再統一、国の姿を取り戻した。
それ以降星団に所属していたリフロラ女王の子孫、クラスタール家の者により統治され、長きに渡って安寧を築いている。
現在世界に存在する国家の中で一番の規模と歴史を持ち、世界情勢の中心に立っている。
現在も世界共通で使われている王国歴は、ラダイクトの建国を基準としたもの。


ウォリアーク公国

ウォーリ公爵家の収める国。国土としてはラダイクトの王都ビゲレスティアより少し大きいくらいの小国。
多くの国と隣接するため、元々は遠征に赴く騎士達の宿場町だったが100年ほど前に国として独立。
ウォーリ家も実力を兼ね備えた騎士の家系であり、小国ながら優れた騎士が多く所属していて外からの侵略を受けず平和を保っていた。
外国との主な貿易は軍事力で特にラダイクトとは密接な関わりを持っている。
しかし最近になって国内の騎士の数が減少し、国力が低下。はっきりした原因も分かっておらず「騎士の消えた国」と呼ばれる。


レスフル共和国

一年を通して温暖な気候で過ごしやすい国。
王を持たない国であり、国政の動向は、定期的に行われる共和集会によって選ばれた何名かの代表者に一任される。
国土は小さいが国の南方が海に面していて、北方にある国境は大きな川で遮られており、他国から侵攻しにくい位置にいる。
そのため過去現在未来、あらゆる戦争においての中立を宣言し、平和を保っていてその分産業が豊か。


ベネディ王国

魔術の発展した国。魔導書や魔具の流通量は世界トップレベル。
三界戦争にて討伐された天上神と悪魔王の魔力が封印された地でもあり、元々は天候に恵まれない荒れた地だったが、魔術の力により開拓が進められ、豊かさを得た。
国を治めるベネディ家は三界戦争終了時に三界の代表から聖魔の力の管理を任され、当時信頼の厚かった魔術師の家系だが、現在はその責任感は薄れ完全に私欲のために使っている。
具体的には代々継承権の遠い王族にその莫大な聖魔の魔力を与え、それを誇示することにより世界情勢をある程度コントロールしている。
このやり方については各国から非難が寄せられる。


エネア王国

最初の塔攻略者、エナシィ・スプリーズが建国した国。
エナシィは女王の座についているが、政治の殆どを大臣に任せている。
政治や公共福祉、産業など国内制度がしっかりとしていて、穏やかで安定した国である。